第12回(12/2) ネオンエフェクト

 

今後の予定、進め方

12/19   第12回 ネオンエフェクト(ロトスコープ)

(冬休み)

1/9 第13回 事前試写、相談、アドバイス、ブラッシュアップ作業

1/16第14回 最終課題発表上映会

 

本日は、前回途中までだった、3Dトラッキング(カメラマッチムーブ)と

ネオンエフェクトをやります。

ネオンエフェクトは、手描きのペイントのことです。

AfterEffectsの機能のひとつですが、少し慣れないとアニメーションを描くのは難しいと思います。今回のように実写の映像をなぞるような『ロトスコーピング』を用いた手描きアニメーションをやっていきましょう!

今回のデータはこちらです。

ロトスコープ

ロトスコープとは?実写をトレースする手法を言います。

ディズニーアニメや東映アニメでも初期の頃は実写を撮影して1フレームごとにトレースする方法を取っていました。

『白雪姫』、『白蛇伝』など

『惡の華』

ロトから動きを抽出するだけでも面白い

『ピンポン』エンディング

風景や景色もトレースすれば面白い効果が出ます。

今日はそのエッセンスであるネオンエフェクトをやってみましょう!

ネオンエフェクト(ロトスコープアニメーション)

今日はこんな映像が作れるようになってほしいと思います。

さあ、はじめましょう!

まずは、実写のデータの『使いところ』を決めます。

フッテージをプレビューウィンドウに出して、下部にあるトリミングのアイコンボタンを使っていきます。

トリミングは『インポイントを現在の時間に設定』、『アウトポイントを現在の時間に設定』で使いところの『アタマ(in)』と『オシリ(out)』を決めます。

トリミングが終わったら、そのままコンポジションを作成します。

ここからは、フッテージに直接ペイントしていきます。

まず最初にトップメニューアイコンから『ブラシツール』を選択します。

ブラシの大きさ、色を決めていきます。

注意点は一コマずつ描いていくので、何をどこに描くのか、どんなアニメーションを描くのかをイメージしておいてください。

そして、ひとコマずつ描いては、ひとコマ送り、またはひとコマ戻しながら、描いていってください。

ペイントした素材にエフェクトをかけるので、実写の素材を透明にします。『透過上にペイント』をオンにします。

そして、後ろのレイヤーに実写素材を置いておきます。

ペイントしたレイヤーに『ブラー(ガウス)』『グロー』を組み合わせてください。

プレビューすると、アニメーションの出来上がりです。

 

参考チュートリアルです。

さあ、今日はここまで。お疲れさまでした。

さてさて、

最終課題の話です。

 

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